名古屋市中川区の増森クリニック l 泌尿器科・皮膚科・内科・小児科・耳鼻咽喉科
名古屋市中川区の増森クリニック
泌尿器科・皮膚科・内科・小児科・耳鼻咽喉科
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受付終了時間…午前/12:00、午後/19:00まで
嗅覚障害
症状
症状としては、嗅覚の脱失や減退といった嗅覚機能の低下が大半です。少しの悪臭にも敏感に反応してしまう嗅覚過敏、どのようなニオイも悪臭に感じる嗅覚錯誤なども嗅覚障害に含まれます。
原因
嗅覚機能の低下の原因には以下の3つが挙げられます。- (1)呼吸性嗅覚障害
- 鼻中隔彎曲症、慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に伴う粘膜の腫れやポリープにより、におい分子が嗅上皮まで到達しないため、においを正しくかぐことができなくなっている状態です。
- (2)末梢神経性嗅覚障害
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ウイルスに感染し、嗅上皮が萎縮もしくは炎症を起こし、嗅上皮が障害を抱えるケース、もしくは頭を打ったことによる嗅糸断裂が最も多い原因です。
頭を打った時の嗅覚障害は回復が難しい場合が多いです。
- (3)中枢神経性嗅覚障害
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頭部の外傷や脳腫瘍(のうしゅよう)、加齢が原因です。
※アルツハイマー病やパーキンソン病の初期症状として嗅覚障害が表れる場合もあります。
治療法
原因と重症度に応じて薬物療法や通院による処置、ネブライザーなどの治療を行いながら、局所療法としてステロイド剤を用いて、嗅粘膜に点鼻療法を行います。慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎による鼻閉を伴っている場合は手術をお勧めいたします。
まずはお近くの専門医で受診することで原因を突き止め、早急に治療を開始するようにしてください。