3世代で来て頂いている患者様も多いのですが、まずは、「子供さんからお年寄りまで皆さんに親しみをもってもらえる様な医院に」という意味で、設計段階から”あまり医院らしくない雰囲気”を出してもらうようにしました。
受付はオープンにし広く窓口を開け、トイレも広く取り、大きな鏡やチャイルドシートを設けるという点などに配慮いたしました。
（今後の目標は）大病院とホームドクター的クリニックの中間的存在を目指したいですね。
要するに”ある程度小回りも利いて、なおかつ、それ相応の技術をもった医療”ができればと考えています。

平成8年5月開業以来、皆様に親しまれ、安心してかかっていただけるクリニックを目指して努力してまいりました。
今後とも初心を忘れず、さらにがんばってまいりたいと思います。
当院の特徴は、専門の異なる二人の医師による診療を行っている点です。
院長の私は、専門の泌尿器科、さらに皮膚科、内科、小児科を担当し、副院長は、耳鼻咽喉科を担当しております。おかげさまで、ある程度幅広く患者様のニーズに応えられるのではと考えております。

大病院まではなかなかいきませんが、一般の診療所と大病院の中間ぐらいのレベルで医療を提供できれば、という考えています。
例えば、ベッドにしても、子供さんでもお年寄りでもすぐに寝て頂けるように、電動で上下するタイプにしました。
また、皮膚や検尿などの結果だけでなく、鼻、咽、膀胱内もその場ですぐに患者様に見て頂ける様、ファイバースコープやモニターを活用しています。

病状などをお話しするだけでは、なかなか薬を飲んで頂けないことがありますが、「ここがこのように悪いのですよ。」とモニターを見て頂きながら説明すると、説得力も強まり、ご自分の病気をより真剣に捉えて下さるのだと思います。
ただ、その分待ち時間が長くなるのが辛いところで、本当に患者様はよく待ってくださると感謝しています。