名古屋市中川区の増森クリニック l 泌尿器科・皮膚科・内科・小児科・耳鼻咽喉科
名古屋市中川区の増森クリニック
泌尿器科・皮膚科・内科・小児科・耳鼻咽喉科
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ○ | ○ | 休 | ○ | ○ | ○ | 休 | 休 |
16:00~19:15 | ○ | ○ | 休 | ○ | ○ | ☆ | 休 | 休 |
【休診日】水曜・日曜・祝日 ☆午後14:00~16:00
受付終了時間…午前/12:00、午後/19:00まで
糖尿病
糖尿病は、簡単に言うと、血糖値(血液中のグルコースというブドウ糖の濃度)が高い状態(=高血糖状態)が続く病気のことです(糖尿病であるもしくは予備軍である人が国民の4分の1以上いると言われています)。
糖尿病の怖いところは、合併症が体のあらゆる臓器に対して起こるというところです。
糖尿病は、血糖値が高いことによって、「糖が尿に大量に出てしまう病気」です。
糖尿病は生活習慣病と言われるものの1つになります。
「糖尿病になる可能性はない」「自分には無縁の病気だ」と思われることが多いものですが、実はそうでもありません。以下のものに多く当てはまる場合は要注意です。
糖尿病の怖いところは、合併症が体のあらゆる臓器に対して起こるというところです。
糖尿病は、血糖値が高いことによって、「糖が尿に大量に出てしまう病気」です。
糖尿病は生活習慣病と言われるものの1つになります。
「糖尿病になる可能性はない」「自分には無縁の病気だ」と思われることが多いものですが、実はそうでもありません。以下のものに多く当てはまる場合は要注意です。
- 血糖値が高いと医師もしくは健康診断等で言われたことがある
- 肥満もしくは肥満気味である。または言われたことがある
- 高血圧と言われたため、薬を飲んでいる
- 糖尿病の方が親族(親・兄弟・姉妹)にいる
- 40歳以上
- 外食することが多い
- 野菜を食べる機会が非常に少ない
- 運動をする機会が少ない
- 車に乗る時間が多い
- 妊娠時に糖が尿から出たと言われた
症状・原因
糖尿病は、大きく分けると2種類に分かれます。
種類 | 原因 | 自覚症状の有無 | 主な症状 |
---|---|---|---|
1型糖尿病 |
|
急な発症 |
|
2型糖尿病 |
膵(すい)臓が作るインスリンという物質が不足している(体質的なことが原因)。 または、インスリンの役割が十分に働いていない(肥満や運動不足等が原因) <以下の方は要注意です。>
|
初期における自覚症状がほとんどない。 |
|
- 1型糖尿病
-
原因
- 膵(すい)臓がインスリンという物質をほとんど作ることができなくなる。(自己免疫力の低下等が原因)
- 1型糖尿病になりやすい体質である
- 何かしらの原因によって、インスリンを生成している膵(すい)臓の一部が破壊される。
主な症状- のどがよく渇く
- ひどく疲れを感じる
- 急激に体重が減少した
- 頻尿である(頻繁にトイレに行く)
- 2型糖尿病
-
膵(すい)臓が作るインスリンという物質が不足している(体質的なことが原因)。
または、インスリンの役割が十分に働いていない(肥満や運動不足等が原因)
<以下の方は要注意です。>
- 40歳以上
- 肥満(太り過ぎ)の方
- 糖尿病の患者が家族、親族にいる
- 運動不足
- 体重が4kg以上の赤ちゃんの出産
- 病気やけが等によるストレスがある
- 高血圧
主な症状- 疲労感がある
- 空腹感をよく感じる
- 皮膚が乾燥してかゆみがある
- 手足の感覚がにぶい、または、チクチクと刺すような痛み
- 頻尿である
- のどがよく渇いてしまう
- 目がかすむ
- 性機能の問題がある(ED:勃起不全)
- 切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい
- 感染症にかかることが多い
1型糖尿病は、日本における割合は少なく、全体の数%です。
小児の時期に発症することが多いというのが特徴としてありますが、中年になってからも発症することがあります。原因ははっきりしていません。
小児の時期に発症することが多いというのが特徴としてありますが、中年になってからも発症することがあります。原因ははっきりしていません。
2型糖尿病は、中高年に多く見られる種類です。食事の変化に伴い、小児でも発症することはあります。
原因としては、
この2種類とは別に、その他の病気や特定の薬から発症する糖尿病、妊娠がきっかけで発症する糖尿病(妊娠糖尿病)もあります。
原因としては、
- 遺伝的に糖尿病になりやすい体質
- 食べ過ぎ
- 運動不足
- 肥満
- 喫煙
- 飲酒
- ストレス
- 加齢
この2種類とは別に、その他の病気や特定の薬から発症する糖尿病、妊娠がきっかけで発症する糖尿病(妊娠糖尿病)もあります。
症状・原因
糖尿病の治療法は、基本的には3つあります。
- 1.食事療法
-
糖尿病は、食事をすることによって、ブドウ糖が血液の中に多くなるという病気です。
食事の量(摂取カロリーの調整)や食事の内容(栄養バランス)を見直すことで血糖値をコントロールしていきます。
運動療法や薬物療法を行う際にも、同時に食事療法を必ず行っていきます。
食事療法のポイントとしては、3つです。
①カロリーの取り過ぎに注意しましょう
1日に必要なカロリー量を摂取するようにしていくことが大切です。
外食や間食、アルコールをコントロールし、バランスのよい食事を心がけましょう。
②1日30品目以上を目指しましょう
炭水化物、タンパク質、ビタミン、食物繊維、脂質等のバランスを考え、適量を摂取することを心がけましょう。
③食事は規則正しく、1日3回
不規則な食事は、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵(すい)臓に負担をかけます。
規則正しく、よく噛んでゆっくりと食べることが大事です。
- 2.運動療法
-
運動療法は、様々な症状を改善していくうえで効果があります。
自分に合った運動と適度な運動量を継続して行うことが大切です。
運動療法のポイントとしては、3つです。
②過剰な運動は避け、適度な運動量を継続して行っていきましょう。
③医師としっかりと相談することが大切です。
どのような運動をどれくらい行えばいいのかは、個々人によって異なります。運動を始める前に一度医師にご相談ください。
- 3.薬物療法
-
基本的には、食事療法や運動療法を行っていきますが、症状の改善が見られない場合、薬物療法を行っていきます。
糖分の吸収を遅らせる薬や血糖値を下げる薬など内服薬として、様々なものがあります。
また、内服薬以外でもインスリン注射を行う場合もあります。
インスリン注射は、インスリンが不足している場合やうまく作用していない場合にインスリンを補う方法です。糖尿病の状態がひどいからといって行うものではありません。