名古屋市中川区の増森クリニック l 泌尿器科・皮膚科・内科・小児科・耳鼻咽喉科

名古屋市中川区の増森クリニック
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TEL：052-302-8787

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プラセンタ注射

プラセンタ

プラセンタとは、胎盤のことです。
胎盤は、子宮内に形成され胎児とへその緒でつながり、まだ胎外に出て生存することのできない状態の胎児の臓器の1つと言えるものです。

また、耳にしたことがあるかもしれませんが、医療や化粧品に用いられる際に「プラセンタ」と言われるものは、胎盤から抽出した成長因子やその他の栄養素のことを指しています。
もちろん厚生労働省で正式に認可されているものであり、製造工程でしっかりと滅菌処理され、医療品として利用されています。

効果・効能

かつては肝炎などの肝機能障害や胃潰瘍の治療にも用いられたこともあり、現在でも更年期障害や乳汁分泌不全の治療に使われています。
プラセンタには、各種のアミノ酸や酵素・ミネラル･ビタミンの他、胎児を成長させるための各種細胞増殖因子が豊富に含まれています。
それらの働きで細胞が活性化され新陳代謝や血行の促進がみられ、その結果、免疫力・自己治癒力が高まるため、疲労回復、肩こり、腰痛、月経痛、不眠などに効果を示します。
さらに、真皮にある繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンやエラスチンが増えるためシワの解消に効果があり、またシミの原因となるメラニンをつくる酵素の働きを抑えるためシミの解消にも役立ちます。そのため最近では美白、肌トラブル、若返りなどアンチエイジングの目的にも使用されています。

＜現在、プラセンタの働きとして、報告・確認されているもの＞

病気に対する抵抗力を高める働き
活性酸素を除去し、老化を防ぐ働き
肝臓の働きを強化する働き
妊婦の乳汁分泌を促進する働き
アレルギーを抑える働き
疲労の回復促す働き
シミ、シワ、ニキビを抑え、美白を促す働き

＜プラセンタの効果・効能＞

脂肪肝、肝硬変、アルコール性肝炎、ウイルス性肝炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃下垂、便秘、貧血、糖尿病、更年期障害、生理痛、生理不順、冷え性、月経不順、関節痛、腰痛、肩こり、花粉症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、不眠症、自律神経失調症、うつ病、神経症、頭痛、免疫力減退、リウマチ、膠原病、放射線障害、風邪、がん、精力減退、視力低下、視野狭窄、眼精疲労、疲労感、白目の濁り、嗅覚減退、味覚減退、耳鳴り、めまい、頭痛、アルツハイマー、歯周病、口内炎、美白、美肌、シミ、シワ、皮膚のたるみ

以上のように、現代の医療とプラセンタをうまく取り入れることによって、症状を緩和することができます。

プラセンタの効果は、特に疲労回復にもあります。早めの疲労回復をお考えの方は、検討していただくと良いでしょう。

＜料金＞

1アンプル1回	2,000円
2アンプル1回	3,500円

ご注意いただきたいこと

現在まで、プラセンタは、「特に大きな問題になったことがない」と言われています。
それ故、危険性が少なく、体に優しい成分だと考えることができますが、副作用が100％ないとは言い切れません。
人間の体にプラセンタという異物を注入するわけですから何かしら体が反応しても不思議ではありません。
極々稀にアレルギー反応を起こすという報告もあります。
これは注射の針（つまり金属アレルギー）に反応したものなのか、プラセンタに反応したのかまでは断定できていないようです。
軽いアレルギー反応では、プラセンタ注射をした部位にかゆみを感じたり、腕が重く感じる程度のことはあるようですが、半日程度で治まります。
また、プラセンタ注射を受けたことのある方は献血をお控えください。

種類

美容や健康への意識が高まっている現代では、プラセンタを使用したサプリや化粧品などを目にする機会も増えたのではないでしょうか。
しかし、プラセンタと一口に言っても「馬・豚・羊・ヒト・植物性」の5種類が主に使用されています。
一般的にプラセンタ注射などの医療用に使用されているのはヒトプラセンタで、美容商品として使用されることが多いのが豚プラセンタです。
そこで、5種類のプラセンタを種類別に紹介したいと思います。

ヒトプラセンタ: 人間の胎盤から抽出されたプラセンタのことで、メルスモンとラエンネックの2種類あります。
原料に違いはありませんが、製造方法が違うので治療目的に合わせて使い分けています。
プラセンタ療法として認められた製薬会社のみが製造することを許可されていて、病院やクリニックなどの医療機関でのみ使用することができます。

豚プラセンタ: 現在のプラセンタ商品や薬局などで置いている医薬品の主な原料となっているのがこの豚プラセンタです。
国内では養豚が盛んに行われているため、安定して大量のプラセンタを抽出できるので、数多くの商品に対応することができるのです。

馬プラセンタ: 馬は一度の出産で一頭の赤ちゃんを産むという特徴がありまして、人間同様胎盤が臓器になっています。
また、豚プラセンタに比べてアミノ酸を約250倍以上も含んでいますし、管理体制に優れた環境化で飼育されているので安全性の高い質の良いプラセンタが抽出できます。

羊プラセンタ: 羊は人間の胎盤に似ているアミノ酸組織を持っています。
そのため、人間との相性もよく体内での適応性が高いと言われています。
しかし、牛の狂牛病問題と同様に羊にもスクレイピーという伝染病問題があり、国内では羊プラセンタの商品はほとんど販売されていません。

植物性プラセンタ: 植物には胎盤がありませんので、胎座からアミノ酸やビタミン、ミネラルなどのプラセンタに含まれている有効成分を抽出しています。
動物プラセンタにある成長因子は含まれていないので、美容効果は期待できても、細胞の活性化までは期待できません。

当院でも、厚生労働省認可の安全なヒトプラセンタを使用したプラセンタ注射を行っています。
肩こりや腰痛、月経痛、不眠症などでお悩みの方はお試しになってみて下さい。
また、口コミで疲労回復に効くと言われているにんにく注射も行っています。

成分

プラセンタには人間に必要なあらゆる栄養素が入っていると言われています。
そのため美容や健康に良いと口コミで人気は高まり、様々な商品が誕生してきました。こちらではプラセンタの成分についてご紹介いたします。

プラセンタにはアミノ酸やミネラル、成長因子などが含まれ、人間に必要とされているたんぱく質、糖質、脂質、ミネラル、ビタミンなどの五大栄養素も含まれています。

アミノ酸: アミノ酸は体の細胞をつくる原料です。
食品に含まれるたんぱく質からアミノ酸を補っているのですが、吸収率が低いため、そのまま体外へ排出されることもあります。
しかし、プラセンタに含まれるアミノ酸は単体から構成されているため体内への吸収率がとても良いのが特徴です。

ミネラル: 血液や体液の調整、骨格や歯の形成など様々な働きをするのが人間に必要な五大栄養素の一つミネラルです。

たんぱく質: 臓器や筋肉、皮膚など体の大部分を構成するのがたんぱく質です。

脂質: 細胞膜や角膜、ホルモンなどの細胞を作る栄養素です。また、ビタミン類の吸収を助ける作用も持っています。

糖質: 体を動かすエネルギーになります。脳は血液中のブドウ糖をエネルギー源とするため欠かすことのできない栄養素となります。

ビタミン: 体の様々な機能を調節し体の調子を整えます。また、代謝をスムーズにする働きを持っています。
しかし、体内では作ることができないため、適度な摂取が必要となります。

このようにプラセンタには人間の体に必要な成分が含まれているということが分かるかと思います。
プラセンタの商品はいろいろありますが、病院でプラセンタ療法を行っているところもあります。
当院ではヒト胎盤エキスを使用したプラセンタ注射を行っており、様々な症状に最適です。
他にも、疲労回復に良いとされているにんにく注射も行っておりますので疲労回復をお考えの方は是非ご検討ください。副作用もないため安心して投与することが可能です。